ウクライナ情勢悪化でビットコインに異変 苦境は長期化するか | ビットバンク マーケット情報

2022年に入り、1月には米連邦準備制度理事会(FRB)が急速にタカ派政策にシフトする思惑が明らかとなり、ビットコイン(BTC)を始め過剰流動性相場の恩恵を受けたリスク資産には強い向かい風が吹く市況となりました。1月のBTC対円相場の月足は、16.77%安と3ヶ月続落し、最高値の779.8万円から336.6万円、あるいは43.16%下落しました。一方、1月末から2月上旬にかけては、企業業績の改善などで米株が反発。また、XRPを筆頭とするアルトコイン高がBTCの支えとなり、BTCは安値圏で蓄積されたショートポジションを踏み上げる格好となり、本稿執筆時点では今年安値の376.8万円から40%ほど上昇し、530万円近辺まで根を戻しました。しかし、ここにきてBTC相場の戻りを抑えているのが悪化するウクライナ情勢です。長い間、ウクライナ東部では軍事的摩擦がありましたが、ロシアは昨年からウクライナとの国境への派兵を増加させ、今年1月にはウクライナ侵攻を彷彿とさせる地上戦演習を発表。それに対して米軍も派兵待機を進め、2月にはバイデン米大統領から東欧への派兵命令が下ったり、大使館職員の国外退避が命じら

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