混乱下のBTCの底堅さを解剖 FRBへの危うい期待感も再浮上:10月のBTC相場 | ビットバンク マーケット情報

9月のビットコイン(BTC)相場は、20,000(≒289万円)付近で横ばい。9月13日に発表された8月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米国の物価上昇ペース鈍化、引いては米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めペース鈍化を期待した株式市場のリスクオンが波及し、相場は一時、23,000ドル(当時のレートで約325万円)を試す展開を繰り広げた。しかし、結果はヘッドライCPIが市場予想の8.1%を上回る8.3%、変動の激しい食品とエネルギー価格を除いたコアCPIが7月の5.9%から6.3%とまさかの加速。これにより市場の期待は打ち砕かれ、BTC相場はそれまでの上げ幅を掻き消し、20,000ドル付近まで押した。また、CPI発表直後からはFF金利先物市場で、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で100ベーシスポイント(bp)の利上げを織り込む動きも見られた。
カテゴリ: 市況・相場分析 | 記者: 長谷川友哉
Source: ビットコインニュース

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