中東情勢悪化の影響は軽微? BTCはFRB高官の発言に反応も

9日のビットコイン(BTC)対円は下落し、420万円乗せに失敗した。本邦が祝日だったこともあり、東京時間にBTCは418万円周辺で横ばいで始まったが、終盤に差し掛かるとXRP相場の下げに連れて410万円近辺まで値を下げた。その後はジリ安で410万円を割る場面もあったが、米時間にはローガン米ダラス連銀総裁が、米長期金利の上昇により追加利上げの必要性が低くなっていると発言し、BTCは下げ幅を縮小した。尚、週末に起きたパレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエルへの軍事攻撃開始を受け、中東情勢の悪化を背景とするエネルギー価格の上昇も確認されたが、BTC相場への影響は今のところ限定的と言え、逃避需要による金(ゴールド)価格の上昇や、ファンダメンタルズを重視した米株の上昇が相場の下値を支えた格好だ。
Source: ビットコインニュース

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