問われるステーブルコインの安定性、ダイ(DAI)の利用率が突出

リップル
ダイ(DAI)の拡大DeFi(分散型金融)大手レンディングプラットフォームMakerDAOで発行されるステーブルコイン「ダイ(DAI)」のユースケースが拡大しているようだ。リサーチ機関Delphi Digital は28日、通貨の流通速度「Velocity(ベロシティ)」に基づいて、主要な分散型ステーブルコインの中で、DAIは最も使用率が高いと指摘した。DAIは供給量に対する総取引量の割合が最も大きいとして、「ユーザーが交換媒体として利用を好んでいるようだ」とDelphiは述べている。DAIは暗号資産(仮想通貨)担保型のステーブルコインで、主にイーサリアムチェーン上で発行されている。米ドルの価値と連動し、1DAI≒1ドルを維持するよう設計されている。DAIの時価総額は74億ドル(約1兆円)に上り、ステーブルコイン分野で時価総額4位を誇る(執筆時点)。なお、22年の弱気相場の中で全体的にステーブルコインのベロシティは低下している。現状のDAIの30日平均ベロシティは0.046で、6月1日の0.09からさらに低下している。同期間にDAIの30日平均取引量は、約787億円(5億8100万ドル

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました