エルサルバドル ビットコインを法定通貨にして1年 : メリットとデメリットを徹底分析!

ちょうど1年前、中米の小国エルサルバドルはビットコイン(BTC)を法定通貨にしたことで歴史に名を残した。エルサルバドル政府はBTCを、外国投資を呼び込み、新たな雇用を創出し、同国経済における米ドルへの依存を削減するツールと考えた。世界銀行や国際通貨基金(IMF)などの国際機関からBTCを法定通貨から外すよう圧力がかかっているにもかかわらず、多くのBTC推進派とリバタリアンコミュニティがこの小国を支援した。エルサルバドルが最初の「ビットコイン国家」になってから、この1年で多くの変化が起こった。BTCを法定通貨とした直後から熱狂と世間の関心が高まり、価格は新高値に急騰した。エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領は、ビットコイン支持者の仲間入りをし、何度か市場の下落でBTCを買い、その利益で学校や病院を建設するなど、初期のころはBTC購入の利益を享受することさえあった。しかし、市況が弱気に転じるとBTCの購入頻度は落ちていった。当初はツイッターで仮想通貨コミュニティと交流し、将来のビットコインの取り組みを共有する姿が多く見られたブケレ大統領は、ソーシャルメディア上での交流も大幅に減らしていった
コメント