バイナンス、自社で発行する「Bトークン」の担保状況について説明

担保資産の保管大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは、自社で発行するトークンの担保資産と顧客資産を同じウォレットで保管していたことがわかった。ブルームバーグが24日に報じた。本内容はバイナンス側も認めている模様。バイナンスは、これは意図的ではなく、間違って同じウォレットで保管してしまっていたと説明している。自社で発行するトークンとは、バイナンスブリッジでペッグさせた「Bトークン」。例えばビットコイン(BTC)をBNBスマートチェーンで使用する場合に、「BTCB」というBトークンを発行して、ビットコインのブロックチェーン外でビットコインを利用できるようにしている。BTCBの場合はビットコインが担保資産に該当する。ブルームバーグは現在バイナンスが発行している94種類のBトークンのうち、その約半分に相当するBトークンの担保資産が「Binance 8」という名称のウォレットで保有されていると指摘。そして、このウォレットにある担保資産の数量が、Bトークンの発行に必要な数量よりも多いと主張した。この過剰分が顧客資産だという。バイナンスの担当者はブルームバーグに対し、今回の間違いには気づいている

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