世界の法定通貨の流動性が低下──暗号資産に逆風か

リップル
2022年の最終四半期以降、金融市場にリスクテイクが強く戻ってきている。コンセンサスはこのまま続くというものだが、一部のオブザーバーは法定通貨の流動性圧力が控えていることを主要指標で指摘しており、注意を呼びかけている。時価総額トップの暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は、11月に1万5500ドル付近で底を打ち、その後、2倍の3万1000ドルまで上昇した。フィデリティ(Fidelity)などがビットコインのスポットETFを申請したことも要因になっている。ハイテク株の比率の高いナスダック指数も2022年後半に底を打ち、その後、50%近く上昇し、より広範な業種を含むS&P500指数は同じ期間に25%上昇した。暗号資産ファンドDecentral Park Capitalのポートフォリオマネジャー、ルイス・ハーランド(Lewis Harland)氏によると、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の純流動性指標や世界の純流動性指標など、広く追跡されている法定通貨の流動性指標が最近低下しているため、状況は厄介になる可能性がある。「市場の流動性指標(グローバル、アメリカ国内)は低下してお

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