テラの創業者に脱税容疑、韓国当局は100億円の罰金を科す構え

韓国国税庁はテラフォームラボ(Terraform Labs)とCEO(最高経営責任者)で共同創業者でもあるド・クォン(Do Kwon)氏と複数の幹部に対して、脱税の容疑で1,000億ウォン(約100億円)の罰金を科したと報じられています。発端は子会社の脱税疑惑韓国メディアの報道によると、国税庁は2021年6月に捜査当局を立ち上げ、法人税と所得税の脱税疑惑で、テラフォームラボとその子会社の捜査を開始しました。捜査では2つの子会社がバージン諸島とシンガポールに海外登記されていたものの、実質的には韓国内のテラフォームラボが運営していたことが明らかになりました。韓国の法人税法では、海外で登記された企業であっても、実体的な経営および運営が韓国国内で行われている場合、国内企業と同様の扱いを受けます。そのためテラフォームラボの子会社も、韓国の法人税法により課税の義務を負うことになります。2021年10月には、バージン諸島にあるテラの子会社に対して、国税当局は447億ウォン(約45億円:3,470万ドル)の法人税と46億6,000万ウォン(約4億6,900万円)の所得税を納めるように通達しています。テ

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