ペイパルのステーブルコインはリブラとは違う──4年前との状況の違い

リップル
民主党のマキシン・ウォーターズ下院議員(カリフォルニア州)は先日、決済大手ペイパル(PayPal)が、ステーブルコインに対する連邦法が議論される前にニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の規制フレームワークの下でステーブルコインを発行することに「深い懸念」を抱いていると表明した。ウォーターズ議員が同様に猛反対した「リブラ(Libra)」プロジェクトをめぐる戦いを思い起こさせる展開だ。しかし、4年前に当時のフェイスブック(現:メタ・プラットフォームズ)が複数通貨のバスケットに基づいたステーブルコイン構想を発表し、世界中の規制当局から批判を浴びた時と現在とでは状況は極めて異なっている。リブラは規制当局との妥協を図るために抜本的な設計変更を行い、名称を「ディエム(Diem)」に変更したものの、反発は非常に激しく、最終的に前進を阻まれ、失敗に終わった。リブラはプロジェクトへの賛成ではなく反対によって、超党派の合意を生み出した稀有な問題となったが、その理由のひとつは、当時、ユーザーデータの扱いに関する懸念によって、フェイスブックは一時的に政治家たちから毛嫌いされていたからだ。議会における追い

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