今のお金は快適、CBDC普及を正当化できない──マスターカードがCNBCで語る

顧客は今のお金をとても快適に使っており、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を正当化する理由はない、と決済業界大手マスターカード(Mastercard)のアジア太平洋地域ブロックチェーン&デジタルアセット責任者のアショク・ベンカテシュワラン(Ashok Venkateshwaran)氏はCNBCに語った。「難しいのは普及」と同氏は11月15日、「シンガポール・フィンテック・フェスティバル」の会場でCBDCの取材に答えた。「財布にCBDCを入れておけば、どこでも好きな場所で使うことができるはずだ──今のお金とほぼ同じだ」マスターカードは、リップル(Ripple)、ファイアブロック(Fireblocks)、コンセンシス(Consensys)といったメンバーとともにCBDCパートナー・プログラムを立ち上げている。業界の主要プレイヤー間の対話の活性化を目的としているが、CBDC導入を検討する国が増えるなか、同社がCBDC開発への関与を深めるための手段と見なされている。アトランティック・カウンシル(Atlantic Council)によると、世界の国内総生産(GDP)の98%を占める130カ国がCB

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